【イタリアひとり旅行記】2024年6月 ローマ&フィレンツェ

今回は全行程が一人での海外旅行。

一人で飛行機に乗るのは初めてではないが、かつて海外に行った時も渡航先で同行者がいたので一人で夜を過ごす、という経験はほとんど無い。

一人旅が好きなわけでも無いのに今回は一人で行くことになってしまった私。このブログが一人で海外旅行に行こうとしている、50代女性の励みになればと思い、書くことにした。

目次

【一人イタリア旅行】ひとりで海外旅行へ行くことになった理由

背景としては、勤務先の会社から支給される長期休暇を取得する期限の関係で、2024年6月20日までに行かなければいけなかったことがある。行き先には、超円安時期だったがコロナでずっと行けなかった「海外に行く!」を選んだ。

(1€=168円くらい。クレジットカードの引き落とし時は170円で計算されていた)

よく旅行へ一緒に行く従姉を誘い、お互いの休みのタイミングや行きたい先がなかなか合わないなか、ようやくマルタ島にしよう!と決めた。

マルタ島へは阪急交通社クリスタルハートの添乗員付きツアーを選んだ。旅行代金の支払いは阪急交通社へ出向く必要があった。今の時代なぜWeb決済しなかったかというと、阪急交通社の場合、入金の際クレジットカードは一グループで一枚しか使えないという決まりがあるからだ。

ただ店舗での支払いならば、各人のクレジットカードで支払えるとのこと。それで従姉と待ち合わせて旅行会社へ行くはずだった。待ち合わせ時間の直前になり、連絡が入る。

「ごめん、歩いている途中に転んで骨折してしまった。近くにいた人が今救急車を呼んでくれて待っているところ」

なんと!目の前に暗雲が立ち込める。その後1時間ほど経過し再度連絡があり、

「今から手術だって。術後リハビリしても間に合わなそうだし、気持ち的にも旅行には行けない」

と言われる。なんということだ。マルタ島への熱がぐんぐんと高まっていた時に梯子を外されるとはこのことか。

「分かった。お大事に」

と言う。

このような経緯があり、ひとり参加でマルタ島へ行くという選択肢もあったが、キャンセル料発生期間であったにもかかわらず、理由を申し上げたところ、阪急交通社の計らいがあり、ペナルティ無しでキャンセルさせてもらうことが出来た。

もう出発期限の3週間前になっていたことから、エアとホテルを取り一人で別のところへ行こうと決心。そして、まだ行ったことがなく気になっていたローマなら観光都市だし一人でも周れるかも!と思い、行くことにしたのだ。

【イタリア一人旅行】50代女性がこの旅行記を読むべき3つの理由

皆さんお忙しいなか、特に50代女性に読んでもらいたいという理由を書いてみる。

1. ローマの歴史など込み入ったことには触れておらず気軽に読める

2. ダサ目の失敗談が読める

3. 予想外のことが旅先で起こることが分かる

一つずつ具体的に説明する。

1. ローマの歴史など込み入ったことには触れておらず気軽に読める

現地での状況は一日ずつ追って、ブログにまとめているのでそちらを見ていただきたい。

詳しい旅行スポットの説明があるわけでも、お得な情報や、効率よい周り方が書いてあるわけでもない。

芸術品に造詣が深いわけでもない。ローマ・フィレンツェでは美術館や街中で絵画や彫刻を一生分、見飽きるほど見たが、感覚的に「ここが好き、これは嫌い」と鑑賞している。

だから、気楽に読めるのではと思う。

2. ダサ目の失敗談が読める

私の失敗体験については、いうなれば準備不足や緊張感の欠如が招いた結果なので、自慢できることでもない。

この一人旅で決めていたこととして、

・何かが自分に起こっても全力で対応する

・悲観しない

・どんなことでも楽しむ

ということ。少し大げさだが、すべてを自分の血肉にする、という勢いをもって旅に臨んだ。だからそんなに落ち込むような失敗ではなかったと思っている。

でも読む方にとっては、こんなダサくてドジな人がいるのね、と感じると思う。

3. 予想外のことが旅先で起こることが分かる

私の恐怖体験については、それはスト以外の理由で移動手段である電車が動かなくなったことだ。「ローマでは月曜日にストがありがち」とガイドブックにあるのは認識していた。

私は水曜にローマ⇒フィレンツェへ移動することになっていたので、問題ないだろうと思っていた。しかしフィレンツェ経由ナポリ行の電車は止まったのだ。どこかの田舎駅での下車を余儀なくされた。理由は詳しく分からないまま。駅の大混乱に翻弄された。

読む方にとっては、マジかよ、運悪くね?と感じると思う。

【イタリア一人旅】イタリア最高!と思った体験、イタリアでの恐怖体験をご紹介

まずは私のイタリアでの最高!と最悪↓体験を3つずつ選びだした。

イタリア最高!と思った体験 第3位

フィレンツェの夕日をミケランジェロ広場から見たとき

イタリア最高!と思った体験 第2位

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂の天井画 首が痛くなるほど見上げたとき

イタリア最高!と思った体験 第1位

トレビの泉 野外にある巨大彫刻作品の圧を目の前で感じたとき

それぞれ、ストーリーがあるので、ブログへ飛んで読んでいただきたい。

恐怖・哀しい・疲れた体験ベスト3もご紹介

イタリア恐怖体験 第3位

コロッセオの地下へ行くガイドツアーに遅刻したこと

イタリア恐怖・悲哀体験 第2位

ローマの市内バス無賃乗車で罰金95ユーロを払ったこと

イタリア恐怖・悲哀体験 第1位

フィレンツェへ行くまでの列車が途中で止まったこと

このことで出会った恩人Minjinと一度は繋がったが、二度と会えなかったこと

私にとって初めてのイタリア一人旅、行く前には

一人旅なんて寂しい人がするものなのかも。でも私は一人が好きで行くわけじゃない!

なんて、ひとりで行く対外的な言い訳を考え、悲観的になる時もあった。

けれど終わってみれば

一人旅って最高!

全く違う感想に変わっていた。

どうして変わったのか?

こんなドジでおっちょこちょいな50代女性でも一人でローマ・フィレンツェを周れるのか!

と笑いながら読んでいただきたい。

それでは、ローマ到着後の6月9日からフィレンツェを出発する6月15日の日記を公開します。

この記事を書いた人

国産時計メーカー勤務歴20年以上の私、えいさんが、海外ブランドの可愛いファッション時計に魅せられ、その魅力を多くの方にお届けしたく発信しています。詳しくはプロフィールページへ

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