草月流 家元教室『木の構成とその展開』で学んだ木組みの技法とお稽古記録

草月流 家元教室で「5-14 木の構成とその展開」のレッスンを受講しました。ご担当は岡崎忍先生、受講日は2025年11月20日でした。

今回のテーマは 木や枝を使って“自立する構成”を作り、その後に花材を加えて作品として展開していくというもの。

木の構成は、草月流の中でも特に“線の扱い”と“空間の捉え方”が試される技法で、枝の疎密・強弱・角度のつけ方など、構成力そのものが問われる奥深いテーマです。

目次

まず“木の構成”を作る:電動ドライバーとの格闘からスタート

木の構成を一人で組むのは今回が初めてで、まったく案が浮かばず助手の先生に助けていただきました。
アドバイスは「まずは二点を決めて、そこから全体の関係性を作っていくと良い」とのこと。

電動ドライバーを使うのも初めてで、扱いに戸惑い手が止まってしまいましたが、助手の先生が支えたり教えたりしてくださり、半泣きになりながらなんとか“それらしい構成”が完成。
岡崎先生にも「これでOK」と言っていただけて一安心しました。

私の作品①(花材:モンステラ)|面のボリュームと木の構成のバランス

木の構成の上に花材を組み合わせて作品を作る段階に入り、
私は 存在感のあるモンステラ を選びました。

量も多く、特徴的な葉の面が木の構成と相性が良いと感じたため、
モンステラの柄に合う花器を選んで、葉を丸めながらまとまり感を出しました。

先生の講評

  • みずみずしい花を合わせるのもよいが、このモンステラとの組み合わせも良い
  • 面のボリューム感が作品に合っていて、選び方が正解
  • よく出来ています

と褒めていただき、思わず胸をなでおろしました。

自分の振り返り

時間がなくほとんど直感でいけた作品でしたが、結果的に好評をいただけて驚きました。
「存在感のあるモンステラを選んで逃げたかな…?」と思っていましたが、
今回は “木の展開をどう作るか”が学びの中心 だったので、花材選びも含めて良い経験になりました。

私の作品②(花材:木・サンゴみずき)|2回目の木の構成に挑戦

電動ドライバーにも少し慣れ、2回目はなるべく自分の力で木を組んでみることに。
とはいえ一人ではできないため、助手の先生に支えていただきながら、
2本の木をワイヤーでまず固定、釘打ちし、浮遊感のある構成を作りました。

先生からは
「構成に浮遊感があって良い」
との講評をいただきました。

次に選んだ花材は サンゴみずき
枝状の花材なので、木の構成に馴染むようにいけました。

もっと枝を丸めて重ねる“かたまりの表現”に挑戦したかったのですが、
時間も技術も追いつかず、今回はシンプルな構成に。

先生の講評

  • 材料の選び方が面白い
  • 器との関係性がとても良い
  • 「この器の色に合わせたんだね」と指摘していただき嬉しかった
  • 生花を合わせるのも良かったと思う、どちらもアリ

生花をどう加えるべきだったかは、次回への課題です。

今日の学びメモ(技術/気づき)

電動ドライバーは軸を真っ直ぐに保つことが重要
 ネジの切込み(+)とドリルの溝が一直線でないと打てない。

太い木と細い木のコントラストが作品に魅力を生む

枯れものにはみずみずしい花を合わせるほうが映える
 (2回目はサンゴみずきを合わせてしまった…)

先生の作品の色合わせ(水盤×花材)が抜群に美しかった
 しかし先生は「独創性がいまいち」と自己評価しており驚いた。

建築展覧会に行かれたという先生の話が興味深い
 “同じ傾向のものばかり見ていると変化に鈍くなる”という言葉が響いた。

最後のまとめ

木の構成は、草月流の中でも特に“構成力・技術力・線の扱い”が問われる奥深いテーマでした。
電動ドライバーの使い方から、木の組み合わせの強弱、花材との展開まで、学びが多い一日でした。

この記事を書いた人

国産時計メーカー勤務歴20年以上の私、えいさんが、海外ブランドの可愛いファッション時計に魅せられ、その魅力を多くの方にお届けしたく発信しています。詳しくはプロフィールページへ

目次
閉じる